催促メールの書き方|1回目・2回目・3回目の例文

公開日:2026年10月2日

催促のメールは、書く側にとって気が重いものです。強く書けば関係が悪くなりそうで、やわらかく書けば伝わらない。この記事では、連絡の回数に応じて表現をどう変えればよいかを、例文とともに説明します。

催促メールの基本的な考え方

催促メールで最初に押さえておきたいのは、「相手は忘れているだけかもしれない」という前提です。請求書が担当者の手元で止まっている、メールを見落としている、といった単純な理由であることは珍しくありません。

そのため、1回目の連絡は「催促」ではなく「確認」として書きます。相手を責める表現を避け、行き違いの可能性に触れておくことで、相手も対応しやすくなります。

催促メールに共通して入れる要素は、次の4つです。

・対象を特定する情報(請求書番号、金額、依頼した日付など)

・当初の期日

・あらためてお願いする期日

・行き違いの場合のお詫び

1回目:確認として送る

期日を数日過ぎた時点で送る、最初の連絡です。「まだですか」ではなく、「こちらで確認が取れていないので、状況を教えてほしい」という姿勢で書きます。

例文(入金の確認)
件名:ご請求書(No.2026-0915)のお支払い状況のご確認 株式会社○○ 経理ご担当者様 いつもお世話になっております。 株式会社サンプルの山田でございます。 9月15日付でお送りしましたご請求書(No.2026-0915、132,000円)につきまして、9月30日のお支払い期日を過ぎましても、弊社にて入金の確認が取れておりません。 お手数をおかけしますが、お支払いの状況をご確認いただけますでしょうか。 念のため、ご請求書を再度添付いたします。 なお、本メールと行き違いでお手続きがお済みの場合は、何卒ご容赦ください。 どうぞよろしくお願いいたします。 (署名)

請求書を再度添付しておくと、相手が探す手間を省けます。件名には番号を入れ、何の件かがすぐ分かるようにします。

2回目:期日を明示して依頼する

1回目の連絡から1週間ほど経っても反応がない場合に送ります。前回の連絡に触れたうえで、具体的な期日を示します。

例文(2回目)
件名:【再送】ご請求書(No.2026-0915)のお支払いについて 株式会社○○ 経理ご担当者様 いつもお世話になっております。 株式会社サンプルの山田でございます。 10月5日にご連絡いたしましたご請求書(No.2026-0915、132,000円)の件で、あらためてご連絡いたしました。 本日時点で、弊社にて入金の確認が取れておりません。 ご多忙のところ恐れ入りますが、10月16日までにお支払いいただけますよう、お願い申し上げます。 ご事情によりお支払いが難しい場合は、お支払い予定日をお知らせいただけますと幸いです。 本メールと行き違いでお手続きがお済みの場合は、ご容赦ください。 (署名)

2回目では、「難しい場合は予定日を知らせてほしい」という選択肢を加えています。相手に事情がある場合でも、返信しやすくなります。

3回目以降:事実を淡々と伝える

2回の連絡に反応がない場合は、メールだけで解決しようとせず、まず電話で状況を確認します。そのうえで送るメールは、これまでの経緯を事実として記録する意味を持ちます。

例文(3回目)
件名:【重要】ご請求書(No.2026-0915)のお支払いのお願い 株式会社○○ 経理ご担当者様 株式会社サンプルの山田でございます。 ご請求書(No.2026-0915、132,000円)につきまして、10月5日および10月12日にメールにてご連絡いたしましたが、本日時点でご入金およびご返信を確認できておりません。 恐れ入りますが、10月23日までにお支払いいただくか、お支払いの予定についてご連絡くださいますようお願い申し上げます。 ご不明な点がございましたら、下記まで直接お電話ください。 (署名・電話番号)

感情的な表現は使わず、連絡した日付と現状を書きます。これ以降の対応(取引の見合わせ、法的な手続きなど)は、担当者の判断で書かず、必ず上司や専門家に相談してください。

支払い以外の催促で使える表現

見積への返答や、書類の提出を催促する場合も、考え方は同じです。

・返答の催促:「先日お送りしたお見積りにつきまして、ご検討の状況はいかがでしょうか」

・書類の催促:「ご提出をお願いしておりました○○につきまして、進捗をお聞かせいただけますでしょうか」

・期日の提示:「恐れ入りますが、○月○日までにご回答をいただけますと幸いです」

・相手への配慮:「ご多忙のところ恐れ入りますが」「お手数をおかけいたしますが」

AIに催促メールを作らせるときの伝え方

催促メールは、連絡の回数によって言葉の強さを調整する必要があります。AIに頼むときは、「何回目の連絡か」を必ず伝えてください。これを伝えないと、初回から強い表現になったり、3回目なのに遠慮がちな文面になったりします。

あわせて、対象を特定する情報(番号・金額・当初の期日)、新しい期日、相手との関係性を伝えると、そのまま送れる文面に近づきます。

AI仕事相談所の「催促メール作成」では、催促の内容、連絡の回数、希望する期日などを質問形式でお聞きし、AIに渡す指示文を作成します。行き違いへのお詫びを入れることも、あらかじめ指示文に含まれています。

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